ドイツ滞在編①:Aller Anfang ist schwer(何事も最初は難しいもの)

Servus!(南ドイツの方言・バイリッシュで「こんにちは」)
ドイツに留学して1ヶ月半が経過しました。今回は2回シリーズで、始まったばかりの留学の様子をお伝えします。
今回は勉学の面について、日本で学んできたドイツ語がどこまで通用しているかなどをお話します。

 

■ドイツ語学科2年 M.K(女性)
■留学先:ドイツ 州立ミュンヘン大学 (※ドイツ語学科 在外履修制度にて留学中)


まず日本で勉強したドイツ語が、どの程度現地で通用しているのか気になる所だと思いますが、上智大学でかなり詳しくドイツ語の文法を学んできたことが今、本当に役立っています!

文法だけでなく、コミュニケーションの練習やドイツ語でのメールの書き方も学んでいたので、上手くコミュニケーションが取れず苦労する・・・という事はありません。

 

ドイツ語の授業以外でもクラスメイトとは、国籍関係なくドイツ語で会話しています。
大学や寮の事務所、クラスメイトとの連絡は、簡単な内容であれば辞書なしでドイツ語で書くことも出来ています。

マリエン広場にある新市庁舎
マリエン広場にある新市庁舎

ミュンヘン大学には日本人学生が40人程度在籍しています。
アジア圏からはやはり中国、韓国の留学生が多いですが、全体的にはErasmusという留学制度を使ったEU各国からの留学生が大多数です。学生のバックグラウンドが多様なため、ペアワークのインタビューでは他国の文化や習慣についても知ることが出来、とても興味深く取り組んでいます。


逆に日本の文化や習慣についてドイツ語で説明することはハードルが高いと感じました。日本では、同じ国に住む日本人同士でドイツ語を学んでいたので、ある程度似通った経験をしてきており、ペアワークをしていても細かい説明なしで理解しあえることが多かったのだと実感しました。

しかし留学先では、それぞれ出身国も生活環境も異なるため、例えば日本の学校の制服や校則について説明するにしても、相手にとっては見たことがないものなので、「なぜ?」の疑問に答える事が難しかったです。
日本語が母語だからこそ、日本での様々な習慣を自然と受け入れ、特に深く意味を考えずに生活していたのだと理解しました。

 

渡航前はミュンヘン大学の昨年度の開講科目リストしかチェックできず、履修したいと思っていたジェンダー社会学関連の科目が今学期は開講されていませんでした。その点は残念でしたが、代わりに翻訳の授業を履修しようかなと考えています。
日本語学科のドイツ人大学生、大学院生向けの授業なのですが、日本語の文章をドイツ語にする、母語からの翻訳はあまりやったことがなかったので、興味を持ちました。中央公論に載っているコラムの翻訳を中心に行う授業内容らしく、かなり上級レベルですが、チャレンジしてみたいと思っています!

愛用している独独辞書とテキスト
愛用している独独辞書とテキスト

もちろんドイツ語の授業も頑張っています!
プレイスメントテストの結果、予想よりも上のレベルのクラスに配属されました。愛用の独独辞書を片手に、1日3時間×週5日、どっぷりドイツ語に漬かって様々な課題やテストに取り組んでいます。


このようにドイツでの生活は楽しく充実していますが、もちろん苦戦していることもあります。
ドイツ語の授業では週2回小テストがあるのですが、初見の文章を辞書なしで読んだり、聞いたりして問題を解くスタイルになかなか慣れず、最初の頃は苦戦していました。
「次のレベルに進級できなかったらどうしよう…」と不安な気持ちになっていた時、ドイツ語の先生が教えてくれた言葉があります。

 

Aller Anfang ist schwer(何事も最初は難しいもの)

  

この励ましの言葉を胸に、大変な事があってもめげずに毎日頑張っています!

 

9月1日にミュンヘンに到着した時は「ついにドイツ来たんだ!」という実感とともに、出発前の色々な不安も自然となくなり、「やるしかない!」と思いました。
留学生活が始まった当初はあらゆることが未知の領域でしたが、今はそれらも楽しみながらやっていきたいという気持ちです。

アルテ・ピナコテークという美術館。日曜日の入場料が1€で、私のお気に入りスポットのひとつです。
アルテ・ピナコテークという美術館。日曜日の入場料が1€で、私のお気に入りスポットのひとつです。

次回は暮らしている街や寮など、生活の様子をお伝えします。お楽しみに!