ドイツ滞在編②:ミュンヘンで暮らしてみて気付いたこと、驚いたこと。

Servus!前回は勉学の面についてお伝えしましたが、今回はドイツおよび私が暮らすミュンヘンでの生活について、日本との違いなどをお話します。

 

■ドイツ語学科2年 M.K(女性)
■留学先:ドイツ 州立ミュンヘン大学 (※ドイツ語学科 在外履修制度にて留学中)


ドイツでの生活をスタートさせた中で、日本との違いを感じた点といえば、まずは「環境への意識」です。

暮らしてみて実感したのは、ドイツはとても環境にやさしい国だということ。
東日本大震災以降、ドイツでは原発から再生可能エネルギーへの切り替えが急速に進み、環境保全に取り組む国だということは知っていましたが、実際に住んでみて感心したことがたくさんあります。

 

中でも面白いと思ったのはペットボトルやビール瓶などの扱いです。
サイズにより金額が異なりますが、購入時に容器代(デポジット/Pfand)として8セント~25セントを支払います。
飲み終わった後、スーパーに設置されている機械にペットボトルやビール瓶を入れると、レシートが出てきて、そのレシートをレジに持っていくとデポジット代が返金される仕組みです!

 

ジュースなど一部リサイクルできないペットボトルもありますが、たったの数十セントであっても、塵も積もれば山となる!
地元の子ども達のお小遣い稼ぎになっているようで、子どもたちがたくさんのペットボトルを持ってきて、機械に投入している姿をよく見かけます。

スーパーに設置されているリサイクルの機械
スーパーに設置されているリサイクルの機械

暮らしているミュンヘンはとても素敵な街で大好きなのですが、東京と比べると小さい街のため、慣れてくると少し物足りなさを感じ、週末は他の都市へ観光に行っています。在外履修制度で同級生がドイツ語圏にいるからこそ、ある都市で集合したり、お互いの留学先に遊びに行くなど積極的に行動範囲を広げる事が出来ています。

 

また、ミュンヘンはバイリッシュ(方言)を話す人が多いのかなと思っていたのですが、話すとしてもご年配の方ばかりで、大半の人は標準ドイツ語を話しているので電車や街中でも聞き取れることが多いです。
私のドイツ人のバディーも「方言はおじいちゃん・おばあちゃんたちが話すもので、私はミュンヘン生まれのドイツ人だけど全然分からない時があるよ」と言っていました。方言が受け継がれているという点では、日本の各地の方が日常生活の中に方言が残っている気もします。


住んでいる寮の外観(全体)
住んでいる寮の外観(全体)

生活を始めるための手続きで役所に行った際にも、日本との違いを感じる事がありました。
住民登録のために2時間待ったり、外国人局などの役所は平日でも営業時間が午前中だけの日があるため何度も足を運ぶことになったり、「日本なら全部まとめて1~2日で終わりそうなのに…」と思うことは度々ありました。
銀行口座開設や保険加入、ビザ取得も全て1人で行い、その間ずっとドイツ語で手続きをしていたので、聞きなれない単語に苦戦しました。

 

今、私が住んでいる所は一応、大学の寮ではあるのですが、マンションにある一人部屋です。
1972年に開催されたミュンヘンオリンピック時の選手村を一部改修して作られた建物で、ミュンヘンにある大学(ミュンヘン大学やミュンヘン工科大学など)に通う学生のための学生村となっています。
すぐ近くにオリンピック公園があり、スタジアムやテニスコートなどのスポーツ施設が充実しています。
大半が一人部屋で、キッチンやトイレ、冷蔵庫なども部屋の中にあるので快適に暮らしています。

寮の敷地内から見えるオリンピックタワー
寮の敷地内から見えるオリンピックタワー

日々の生活で嬉しく感じているのは、買い物中や道を聞かれた時、役所での手続き時など様々な面において、ドイツ語以外で話しかけられることが無い点です。
ヨーロッパ、特にドイツには様々なバックグラウンドを持つ方が住んでいるので、見た目がアジア人だからといって、英語で話しかけられることが滅多にありません。
外国人というよりミュンヘンに住む市民として扱ってもらえているように感じ、それが何より嬉しいです。
初対面の方に、ドイツ語学習歴が1年半だと言うと、びっくりしてもらえることも、さらなる学びのモチベーションに繋がっています!

オリンピック公園の様子
オリンピック公園の様子

今回はここまで。また次回の配信でお会いしましょう!
Alles Gute!(ドイツ語で「頑張って、幸運を祈るよ」 ※このほかにも色々な意味があり、様々な場面で使えるフレーズです)